EKAKINOKI

サンクト・ペテルブルグの庭園

サンクト・ペテルブルグ市内から20km〜60kmぐらいのところに、ロシア帝政時代の別宮がいくつかある。

いまエルミタージュ美術館があるところが皇帝の本拠地だったから、それとはべつに・・・夏に滞在するためとか、猟に便利だったとか、お忍びにつかったとか、いろんな目的で、正式な居所とはべつに、皇帝一族の館がいくつかあった。

当時は馬車とか船で乗りつけるとか・・・いまは、車がいちばん便利だけど、バスでも行けるし、エルミタージュ美術館の正面玄間側にある船着き場とかから、ボートもでている。

Photo coutesy of Бродячая Камера

こんなのがそこらじゅうにあるからペテルブルクはすごい。。左上から時計まわりに・・・

美しい噴水で有名なペテルゴフ
http://www.enlight.ru/camera/204/index.html
パヴロフスク
http://www.enlight.ru/camera/221/index.html
ガッチナ
http://www.enlight.ru/camera/30/index.html
エカテリーナ2世(1729-96)が恋人たちと逢い引きしたアラニエンバウム
http://www.enlight.ru/camera/82/index.html

アラニエンバウムの中国宮は、家具が当時のまんまに配置されている。グロテスクな中国風景が壁に描かれ、伊万里焼き壷が鎮座していたり、ちょっとイタリア、マントヴァのおばけ屋敷テ宮殿を思い起こしてしまうようなグロテスクさがある。

・・・・・・・・・・・

正直言って、、これらキンキラキン趣味の宮殿は、ホント理解に苦しむ〜。

でも、庭園!

庭の造りは、ロシアらしくおおぶり。でかい。ヨーロッパの庭園などにくらべると、閑散としている、あるいはただの林、、

だけどそれは、、チャイコフスキーの音楽がそのまま公園になったみたいで、とてもロシア的・・・ロシアの夏がそうであるように、美しく切ない・・・いまのロシアに、こんなにもロシア的なものを感じられる場所は、そうはおもいつかない。

たぶん・・・

ヨーロッパの名庭園は、息もつけないほどにあまりにも完璧にいじられすぎている。あまりにもいろんなもの(植物)がありすぎる。それにくらべて、、サンクト・ペテルブルグの庭園は、自然の厳しさゆえか、そういう小手先のおあそびができない。

凍てつく冬をも越せる植物となると、ロシアの自然とさしてかわりがない植物を植えるしかないだろう。結果的にそれが、あまり作為を感じさせない、それでいてひじょうにロシア的な庭園、ということになったのだろうか、、、?

それにしてもこんなところでぶらぶらできるなんて、うらやましいぞ、サンクト・ペテルブルグ人!

サンクト・ペテルブルグかんれんファイル

■ サンクト・ペテルブルグとフィンランド湾
■ ペテルブルグの魅力とモスクワの活気
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■ マンガ・女帝エカテリーナ

(2001.09.23.)(2003.12.10. 見直し)(2005.01.09. 「サンクト・ペテルブルグと海」を分割

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