EKAKINOKI

ロシアのユダヤ人

知り合いのユダヤ系ロシア人画家は、一度イスラエルに移住し、そののち、寒くて社会状況がより厳しいロシアに舞い戻ってきた。

アーティストの場合、タンジュンではない。なぜなら・・・ロシアの大地は、かれらの創造性に欠くことができないからだ。(アメリカなど海外へ移住したロシア人アーティストは、ぎゃくに、ロシア人とはまったくのベツモノに変身してしまう。)

「イスラエルは退屈・・ロシアは、毎日とんでもないことが起きるからおもしろい!」・・・ってさ〜。ロシアのパスポートを放棄した妻子は、そのままイスラエルにとどまった。

ロシアにはユダヤ系が少なくない。ユダヤ人は「酒も飲まず律儀に働く」とか言われ、ソ連時代にはよき結婚相手とかんがえられていた。(ほんとかよ〜、、ってひともいる。)だけどかれらにユダヤの戒律とかはまったくない。なんでもアリ。

ユダヤ人というのはふつう「母親がユダヤ人の場合」だけれど、どちらかというと父系社会のロシアでは、「父親がユダヤ人の場合」・・・みたいにおもわれているフシがある。

ユダヤ人であるためにまっとうな教育を受けられなかったりとか、、ロシア帝政時代にはあったが、いまのロシア社会で「ユダヤ人だからなんとか」というのはほとんどナイとおもう。

でも、「だれがユダヤ人か」というのは日常会話のなかでいちおう注釈としてついてくるから、ユダヤ人だということは、かれらのあいだで微妙なニュアンスをもっているのかもしれない。

レーニンも、ブレジネフの妻もユダヤ人だった。

第二次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人ホロコースト(大虐殺)は、ベラルーシやウクライナではひどかったが、ロシアにいたユダヤ人のなかには、ほんとうにそんなことが起きていたことさえ知らないひとが、たくさんいた。

(2003.02.01. 点検)(2003.05.25. 点検)(2005.01.20. 見回り)

かんれんファイル

■ ロシア人の父称
■ ラスプーチンとユダヤ人
■ ブルガーコフ「帰郷」のスターリン評価

かんれんサイト

ロシア語のユダヤ人新聞サイト(Алеф)
http://www.alefmagazine.com/

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