EKAKINOKI

ロシアは踊る

ロシア人は踊りが好きですね。身体の動きもすごくなめらかです。ディスコの熱気と迫力もすごい。いっぽうで、バレーという伝統芸もあります。

バレリーナになるのってほんとにむずかしいのだそうです。幼少のころから練習練習に明け暮れて、なんとか生き残っても、ある年齢に達すると最終選考があって、そのとき、本人にはどうにもならないバレリーナとしての身体検査でさらにふるいにかけられます。

ちょっと首が長いとか短いとか、家系に肥満体質のおばあちゃんがいるとか・・・。ボリショイで踊ることだけを夢見て人生をかけてきた少女には酷です。

フォークロア、民族舞踏団も、おそらくロシアのどこの町にもあるのでしょう。日本だとお祭りの太鼓とか踊りの練習にちょっと似ていますね。かれらもじぶんたちの伝統芸能に対してかなり本格的で、まず民俗衣装を作るところからはじめます。練習場所は文字通り民俗博物館です。

Lada Varikova

あるとき、「男だけの演舞(そういうのがある)をみせてよ」とかれらにきいたら、ちょっと予期していなかった反応に出会いました。なにやら問題アリの雰囲気です。

不審がっていると、「おとこだけの舞台稽古は女の前ではいっさいみせない」伝統だそう。なるほど。そういうのにこだわるところはいいなぁ。しばらく話し合いが続いて、結局これなら許せるだろうというある群舞をやってくれました。

・・・・・ 村の若い衆が輪をつくります。みんな酔ってる。そこに、もっとベロンベロンのふたりの若者がやってきて輪のなかにはいります。みんな酔っているので、おたがいにからだでからだを支え合ってるおしくらまんじゅう状態です。

輪の中に入った若者がこんどは輪の外に出ようとすると、輪をつくっている若者たちがそれをはばみます。なぐりあいやもみあいをするふたつのグループのやり合いが滑稽です。スローモションだったりときおり素早い動作だったり ・・・・・

(2005.01.18. 見回り)

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