EKAKINOKI

炎暑と磁気嵐

モスクワの夏はいつも暑いわけではなく、ときとして冷凍庫のなかから吹いてくるような冷たい風に、おもわず手袋がほしくなったりすることもある。だけどほんとうにモスクワが暑いときは、ヨーロッパの暑さなんてカワユイもん。

昨夜もモスクワに電話をしたら、「じゃら〜」ってうだるような声が電話口から聞こえてきた。(「じゃら〜」というのはロシア語で炎暑のことですが、いかにもってかんじの響きでしょ?!)

夏は極度に乾燥しているので、暑さがからだをじかにしばりつけてくる。オモテを歩くと、頭は痛くなるわ脱水症状のようにはなるわ。

さらに、モスクワは磁極がある北極に近いので、磁気の影響が強く、「磁気嵐 (Geomagnetic storm)」が吹くことがある。 磁気嵐予報というのもあるが、台風じゃないから雨戸を閉めたってはじまらない。個人差はあるにしても、脳ミソが離脱したように休まらず、何日も眠れなかったりする。オーロラも、そういった磁気嵐の一現象なんだそうだ。

(2002.07.08.)(2003.03.19. 点検)(2004.07.31. 見直し)

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