EKAKINOKI

マシーツカヤ展

Irena Machitski

Irena Machitski

展示会場の照明はグッとおさえられ、スポットライトがアブストラクトな作品を浮き上がらせていました。「それがどうした?!」とおもわれるかもしれませんが、こういう『演出』はロシアではけっこうめずらしんです。しかも大きな展示会場の一角です。

それだけロシアでは、コンセプショナルなアートが少ないということかもしれません。また自由奔放な表現の度合いにおいても、マシーツカヤ作品には、ロシアとヨーロッパのはざまに漂っているのではない『はばかりのなさ』がありました。モスクワでこういう展示会に遭遇したことがとても嬉しかったです。

マシーツカヤ展風景
http://www.imachitski-art.com/exh.html

展示会のタイトル『球体の音楽』は、音楽を絵画で表現しようとしたカンディンスキーを思い出します。それにしても、マシーツカヤ作品のリズミカルな躍動感はとてもたのしい。

マシーツカヤ作品
http://www.imachitski-art.com/gallery.html

マシーツカヤ(イルクーツク生)は建築家としての教育を受けたのち、ロンドンでインテリアの仕事をこなしていました。(マーガレット・サッチャーの依頼も受けていた。)マシーツカヤが絵を描き始めたのは2〜3年前からですから、そのころの経験がいまの作品になっているのでしょう。

2002.11.09. Moscow

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