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クロード・モネ 光のマエストロ展

こどもむけ展評訳: Exibart / Germana 2000.06.02.

まずこんなひとを想像してごらん。ちょっとばかりガッチリしていて、なが〜いヒゲがあって、帽子をかぶっていて、いろんな色がこびりついたパレットを手にしている。小舟にのって、水に映った自然を絵に描いているんだ。小舟がこの人のアトリエ。

分かった、誰だか?えっ、、わかんない?このひとが、クロード・モネなんだ。6月25日まで、ローマのリソルジメント博物館できみたちを待ってるぞ。展覧会に行ったら、そのあとできみの絵を送ってね。

クロード・モネ作品
Claude Monet(1840-1926)
http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/monet/

Claude Monetモネは自然のなかの光を描くのがほんとうにうまいんだ。だからこの展示会も、『ひかりのマエストロ』って名づけられている。

きみたちもきっと気づいているとおもうけど、自然のなかで見るいろんなもの、色は、光のかげんによって変わる。たとえば海・・陽が沈むときにはまっかに見えて、つきあかりでは銀色にみえる、チガウ?

モネはね、一生かけて、自然のなかの光のぐあいを勉強したんだ。とくに彼が好んで描いたのは、水に映る光だった。

こどものころのモネは、学校からぬけだしては海岸で絵ばかり描いていた。自然のなかでは、光が織りなすさまざまな色の変化を見られるんだね。だから彼はおおきくなってからも、自然のなかこそが自分のアトリエだとおもっていた。

おとなになったモネは、とうとう『揺れるアトリエ』を手に入れるんだ。つまり小舟ってわけ。そこからだと、すぐちかくで、水に映った光の影が見られる。

モネは『印象派』とよばれる。なぜかというと、一日のうちの、ある瞬間の、ある光に映し出された風景を、モネは自分の目が見たとおりの印象としてキャンバスに描いたからなんだ。

Claude Monet『印象派』は、ほどなくして芸術の大切な流れになっていく。ところで、『印象派』という名前はね、モネが描いた作品のタイトル『印象日の出』からきてるんだ。

ほかの画家たちも、だんだんとモネとおなじように描きはじめる。たとえば、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ピサーロたちは、光のマエストロ、モネがしたように・・自然のなかで、鉛筆などの下書きをいっさいしないで、キャンバスにじかに描いた。

さあ、モネのことはよーくわかったね。あとはママかパパに展覧会に連れてってもらうだけだ。ひかりのマエストロが描いた絵をちかくで見て、家にかえったらきみが見たものを絵に描いてみよう。完成したらそれを、この記事の下のところにある住所に送ってね。みんなが見られるように、このホームページにのせるから。さあ、みんなで参加しよう。

※ 『クロード・モネ 光のマエストロ展』 Roma Complesso del Vittoriano, Via San Pietro in Carcere (Fori Imperiali) 月〜木:9.30-19.30 金・土:9.30-23.30 日:9.30-20.30

(2000.06. 訳)(2003.11.08. 点検)

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