EKAKINOKI

ミラノ中央駅前の巨大光ファイバー建造物

展評訳: Exibart / 2001.01.19.

Milano120キロメートルの光ファイバーを内臓する巨大な構造物がミラノ中央駅正面にあらわれ、新しい一千年を迎えたミラノの旅行者やビジネスマンを魅了している。

作品は、「ミラノ・2001:第三の一千年 - 光り輝く軌跡」と名付けられたインターナショナルな建築のコンペで受賞した、建築家イアン・リッチーの「ミラノの夜明け」。

イアン・リッチーは英国生まれ。ロンドン(1981年)、ライプツィッヒ(1993年)に「イアン・リッチー建築スタジオ」を開設。英国に数多くの業績。現在ケルンで教授。リッチによると、「ミラノの夜明け」は、いままさにミラノにうまれつつあるルネサンスを象徴するものだと言う。

このコンペは、新しい一千年を記念してミラノ市が企画したもので、建造物はミラノ中央駅前広場に据え付けられた。ミラノ中央駅前広場は、ミラノ市の繁栄を証言する、象徴的な広場となる。

Milano重さ75トン、高さ30メートルにおよぶ鋼鉄の筒に、120キロメートルにおよぶ光ファイバーがおさめられ、建造物の実現にはさまざまな技術上の難関が克服された。

広場に、どのような素材を使って据え付けるのか。建造物の傾きぐあいの問題。当然地下鉄の上にあることになり、重量の問題がでてきた。実績のない素材の使い方についての純粋に光学的な問題。

このようなファイバーが、市街地の、しかも駅前広場のような環境にすえ付けられるというのは、世界でもはじめてだ。これから数年間にわたって、将来の応用に貴重な経験をあたえることになる。

総工費用2億リラ(約1億2千万円)。

(訳 2001.01.21.)

※ 常設とおもっていたのですが、ちょっと通りがかったときに見てみたらなんもなかった。昼間だったからでしょうか・・・? (2004.02.26.)

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