EKAKINOKI

ローマの新しい光2000

ピーター・アースキン

こどもむけ展評訳: Exibart / Germana Mudano 2000.06.24.

Roma太陽の光は見た目白いけれど、ほんとうは赤、だいだい色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色の7色の太陽スペクトルでできているっていうのは習ったよね。

嵐のあと、空気中にはちいさな水滴が残っていて、そこを太陽の光がとおると、まるで魔法みたいに光が分解されて7色の虹ができるんだね。

今日紹介しようとおもっているアーティストは、特別なフィルムをつかって、そういう光の魔法をつくりだしてしまうんだ。白髪で青い目をしたアメリカ人のピーター・アースキン。まるで魔法使いか哲学者のようだよ。

画家は絵の具をつかって絵をかくね。アースキンは絵の具のかわりに太陽の光をつかっうんだ。それだけじゃなくて、キャンバスのかわりにローマ時代の遺跡をつかう。といっても、町じゅうを落書きでよごす野蛮人のようなことをするわけじゃない。彼のアートはちゃんと環境のことを考えてある。

夕闇がせまり、陽が落ちると彼の絵は消えてしまうんだ。とても陽気なアースキンの絵は、ローマ時代の建物や教会の壁、階段、アーチ、廊下でみることができる。7色の虹色でできたすてきな絵。それだけじゃない。彼の絵は見る時間や季節によっていろいろに変化するんだ。

「作品の意味を理解するのに、大人はじっくり落ち着いて反芻してみなければならないけれど、もともとなんの先入観もない自然そのものの子供は、光の魔術を直感ですぐに理解してしまいます。」と、アースキン先生は言っている。

虹の光であそばないかい?色のついた自分の影を見たくない?遺跡の柱や壁によりかかると、君自身が青くなったり赤くなったり、緑色や黄色になってしまうんだ。

大人はさ、いろんな問題をかかえていて、きみたちみたいにあけっぴろげになれないから魔法がなかなか分からないんだ。だからきみたちがママやパパをこのすてきなあそびに誘ってあげようね。

※ 展示・・・ 「New Light on Rome 2000」 Porta S.Sebastiano / 2000.06.21.2001.01.01.

)) トライアヌス帝市場 (Grande Aula, Grande Emiciclo)9時〜18時30(8月ぐらいまで、14時すぎでないと光の効果は目撃できない。)月曜日休み。
)) ローディ騎士館(Cappella Palatina)10時〜14時。月曜日休み。(ティケットはトライアヌス帝市場。)
)) Porta S. Sebastiano 9時〜11時。14時〜19時。月曜日休み。

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