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ヴァーチャル古代都市

評訳(抜粋): The Art Newspaper Peter Schauer

virtual theaterSGI(Silicon Graphics International)というカリフォルニアの会社が開発した技術を用いたヴァーチャル空間は、現在世界に400ほどある。そのほとんどは自動車会社、石油開発会社などで使われている。

「edutainment」は「education」と「entertainment」をくっつけてつくった言葉だが、ヴァーチャル空間を教育に役立てるプロジェクトはいくつもあり、この分野はさらに急速に進展するだろう。

「ヴァーチャル空間」を創設するのにかかる費用は25万ドル〜5百万ドル(2725万円〜5億4500万円・・2000年8月現在)。3ヶ月〜半年で元がとれると言われている。

アテネの「The Foundation of the Hellenic World」では、前7世紀ごろに栄えた古代都市ミレトゥスのヴァーチャル空間(上写真)を1999年から一般公開。一日の入場者は500人。特殊なメガネをかけると古代都市が散策でき、そこにあるものを手にとって見ることができる。

古代都市ミレトゥス
http://www.fhw.gr/fhw//en/projects/3dvr/miletus/cou..
古代都市ミレトゥスの劇場
http://www.fhw.gr/fhw//en/projects/3dvr/miletus/the..

ニューヨーク、ローズ・センターのプラネタリウム「The Hayden Planetarium」もそのひとつで、ここでは一セッションで、観客400人以上を星の世界にいざなう。開設以来の訪問客はすでに100万人を超えた。

Rose Center for Earth and Space
http://www.amnh.org/rose/
The Hayden Planetarium
http://www.amnh.org/rose/haydenplanetarium.html

また、美術館の各種展示などにもヴァーチャル技術は利用されている・・・「Walker Art Center」(ミネアポリス)「Guggenheim」(グッゲンハイム美術館 ニューヨーク)など。

© The Art Newspaper


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