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ミケランジェロさんこう本

Michelangelo Buonarroti 1475 - 1564


「システィーナのミケランジェロ」 ・・・ 青木昭著/小学館/1995年

システィーナ礼拝堂の修復作業(1981-94)を記録していた日本テレビの青木昭氏が、そのときのデキゴトをまとめた本です。

「ミケランジェロの絵筆の穂先を見つけた・・!」「漆喰に手のひらの跡が残っていた・・!」「足場を支える穴を壁に発見した・・!」

あはっ、13年にわたってミケランジェロの壁画を日々見つづけてきたひとのはなしは、さすがにオモシロイ!

(2004.05.20)

「物語 イタリアの歴史/解体から統一まで・・第七話 彫刻家ミケランジェロの物語」 ・・・ 藤沢道郎著/中公新書ワイド版/2004年

これほど親しみをもってミケランジェロのことを書いた本って、ほかにあるだろうか?

ミケランジェロの性格を暗示するような、こんな一節があった。以下引用・・・

「感受性が強く、自分の心が傷つくことを恐れて、絶えず猜疑の念に捉われ、容易に心を他人に開こうとしないのに、逆に他人の心を傷つけるような言動を平気でやってしまうところがあり、半ば無意識のうちに他人と確執を醸してしまうのだった。」

(引用おわり)

あるいは、、ブランカッチ礼拝堂のマザッチョ壁画を模写していたとき、ミケランジェロは、仲間たちが描く絵をぼろくそにけなす。以下引用・・・

「仲間のうちで年長のトリジャーノという彫刻家志望の青年が、その怒りを代表してこの生意気な天才少年に鉄拳制裁を加え、顔面を強打した。鼻梁(びりょう)が折れてミケランジェロの鼻は曲がり、一生回復せず、もともと強かった容姿コンプレックスと閉鎖的な性格をいっそう強めることとなった。」

(引用おわり)

ちなみに、あとがきで、藤沢さんが参考文献をしてあげているもののうち、もしかするとミケランジェロ関連かとおもわれるのは・・・

アルガン「イタリア美術史」、会田雄次「ミケランジェロ」、デラ・トルレ「メディチ家の人々」など。

(2005.04.17)

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