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メディチ家ゆかりの場所

おうち

メディチ・リッカルディ宮殿
Palazzo Medici Riccardi

写真左手奥にみえる古い建物がメディチ・リッカルディ宮殿。ルネサンスの華が咲いたまさに1459年〜1540年ぐらい、メディチ家の居所だった。設計はミケロッツォ。

老コジモはあえて「目立ちすぎない建物」「ほどほどの建物」を建てようとした。これって・・・

「繁栄しているのは人々のおかげ」→「かれらの反発を買うようなことはしない」→「大切なのは器ではなく実力」→「ジツリョクを発揮するさまたげになるようなことは極力避ける」

・・・みたいなこと?拡大解釈のしすぎかもしれないけれど、老コジモの考えには共感できるところがある!

宮殿内礼拝堂(Cappella dei Magi)にあるベノッツォ・ゴッツオリのフレスコ壁画は最近修復がなされ、みごたえタップリ。フィリッポ・リッピの『聖母子像』もリッパ〜。

メディチ家が栄えていたころ、きっと、、建物のまわりを、陳情やらなにやらのひとたちが列をなして取り囲み、おしゃべりしたり、建物から突き出した石のベンチに腰掛けたり・・・そのベンチもいまはハトのウンチでよごれ放題。

ちなみに、1500年代後半、この建物はリッカルディ家の手にうつった、ので、「メディチ・リッカルディ」。

ヴェッキオ宮殿
Palazzo Vecchio

写真はシニョリア広場(Piazza Signoria)に面したパラッツォ・ヴェッキオのゴージャスなエントランス部分。いまはここで(知っているかぎりではココだけで)、すっごいボディーチェック(!)を受ける。

そもそもシニョリアは『ぬし』というイミで、、フィレンツェの『ぬし』はメディチ家なので、シニョリア広場は『メディチ家が住んでいる広場』のこと。

パラッツォ・ヴェッキオは1540年〜1560年ぐらいのメディチ家の居所で、フィレンツェ共和国政庁舎でもあった。サヴォナローラが焚刑に処せられたもこの広場。

ピッティ宮殿
Palazzo Pitti

パラッツォ・ピッティの内側からおもてを臨んだところ

コジモ1世(1519-74)が1550年に購入。(1560年〜)1743年、最後の当主アンナ・マリア・ロドヴィーカでメディチ家が絶えるまで、メディチ家の居所となったところ。背後には広大なボボリ庭園(Giardino di Boboli)がひろがる。

パラッツォ・ピッティのなかはいくつもの美術館にわかれていて、開館時間もちがえば入場料もそれぞれにとられる(フン・・)!

パラティーナ美術館(Galleria Palatina)のルネサンス美術、近代美術館(Galleria d'Arte Moderna)のマッキアイオーリ派絵画はみのがせない。

おいのり

サン・ロレンツォ教会
Basilica di San Lorenzo

メディチ家がよく利用した教会。(・・ってよりメディチ家の霊廟もここにあり、ほとんどメディチ家の教会。)ロッソ・フィオレンティーノやフィリッポ・リッピの出色の作品をみることができます。もともとは10世紀ごろからの建物で、ブルネレスキ、ミケランジェロらによって改築されたもの。

メディチ家礼拝堂(Le Cappelle Medicee)は、教会とはべつのところから入るのですが、その中に入ると、、ブルネレスキという建築家の感性がつたわってくるような気がします。

かんれんサイト

http://www.wga.hu/frames-e.html?/html..
礼拝堂(View of the Medici Chapel)
http://graphics.stanford.edu/projects/mi...
礼拝堂細部(Scanning the Medici Chapel)

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会
Basilica di Santa Maria del Fiore

フィレンツェのドゥオーモ(=町の中心となる教会)。ともかくデカイのが特徴。

1478年、メディチ家のライバルであったパッツィ家による暗殺事件がここで起こり、ロレンツォ・イル・マニフィコはくしくも教会内部に逃れたものの、弟ジュリアーノ・イル・ベッロはここで刺殺されましたー。サヴォナローラもここで説法(1494年)をしています。

ドゥオーモの所蔵美術作品を展示している美術館(Museo dell'Opera del Duomo)がそばにあります。ミケランジェロの『ピエタ』もだけど、1300年代、1400年代のイコンがうつくしい。

かんれんファイル →  パッツィ家による暗殺計画の真相

べっそう

ポッジョ・ア・カイアーノ
Villa Medicea di Poggio a Caiano

フィレンツェ市内からバスで30分ぐらいのところにあるメディチ家の別荘。アンドレア・デル・サルト、フランチァビージョ、ポントルモ、アッローリなどのフレスコ画。

もちろん、ほんの一例だよ!

かんれんファイル → フィレンツェのポントルモ作品

(2002.08.05. 加筆)(2002.08.17. 見直し)(2004.02.14. 画像追加)(2004.10.31. 見回り)


かんれんファイル

メディチの人々

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