EKAKINOKI

作品の説明は、なくてもいい!

展示会などで、作品に説明(キャプション)がありますよね。

説明を書きたければ書けばいいし、読みたければ読めばいい。

ちょっとしたアーティストのコトバから、そのアーティストの思考経路みたいのがさぐれたり、作品を理解するヒントになったり、ってこともたしかにあります。

そもそも、説明がないと、作品との接点がなかったりする場合も、ある。

だけど、どこまでアートを説明できるんだろう?


パレ・ロワイヤル(パリ)にあるダニエル・ビュラン(Daniel Buren 1938-)の作品, Photo by mashiro

フランシス・ベーコンがこんなことを言っている。

「If you can talk about it, why paint it ? (ことばで説明できるぐらいなら描かないよ。)/ Francis Bacon, 1909-92」

たしかにベーコンが言うように、ヴィジュアル・アートを言葉で説明しようなんて無理なはなしだ。匂いを言葉で説明して、分かった?って聞くようなもん。

素直な気持ちで作品に対峙するしかない。

それで分からなきゃすっとばしてつぎの作品を見たほうがいい。

でないと、説明書きを読みまくるために展示会に来たみたいになって、肝心の作品をなにも味わっていないことになってしまう。

もっとも、知識を増やすのが目的ならば、それはそれでいい。でも、せっかくの作品を目の前にして、もったいな〜〜〜い。


きょくたんなはなし、作品の説明は、なくてもいい!あると、読みたくもなる。(笑)

(2004.08.11)

かんれんファイル

■ 作品に説明はいる?(訳)

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