EKAKINOKI

美しい景観をつくるためのルール


富山県小矢部市に、ときどき話題になるメルヘン建築なるものがある。

かつての市長松本正雄氏時代(1976-1986)のプロジェクトで実現したもので、イギリスの国会議事堂、ウェストミンスター寺院、フランスのヴェルサイユ宮殿、ドイツのハイデルベルクの古城、アメリカのボストン公会堂、東京大学安田講堂などを模した36の建物を建築し、小矢部市の公共施設として使用するいっぽう、夜はライトアップしてちょっとしたテーマパークの様相をなしている。

このはなしをえかきのきのBBSでしたところ、「景観の統一性に欠ける」「民間の建物までも含めて条例で統一したコンセプトでならわかる」といった、美的景観論にまで発展しました。

たとえばミンチカさん・・・

なん?小矢部市って★はっきり言って趣味悪い。市議会と市民は反対しなかったんだろうか?皆、賛成したのかも?総工費も通常より高くついたろうし、何より寄せ越せで統一感に欠ける。

で、僕の町の役場の画像を「ボッタクリアート」に上げとくので、よかっったらご覧下さい。織田信包(織田信長の弟やったかいな?)の城下町なのですが、公共建築全体が大正ロマンで統一されています。さすがに現代建築に立替論が出ていますが、、、。

ミンチカさんがふれた兵庫県柏原町役場

たしかに、この町役場には意味がありますね。その意味が、景観にたいする説得力になるのですね。

いっぽうで、小矢部市の場合、なぜそこにその建物があるのかという意味はないわけですから、そういう意味のないものが林立していれば、どうしてもなんとかホテルになってしまいますね。

もうひとりの発言者は、マサ☆アキさん・・・

笑ってしまいました。コレハ。
熱帯地方に運んだ、北極海の氷山ですな。コレハ。

しかし、この感じの建物チョコチョコおまっせ。
ラブホテルや、互助会の結婚式場に・・・。

この町の民間の建築物も『条例』を作って
補助金出すから、この感じに建てなさい・・・というなら
誉めてやる。

景観について言えば、日本はほとんどなんでもアリですよね。

それはそれである種アジア的な文化というか、いいところでもあるのかもしれません。

たとえば、イタリアなどではすごくこれがうるさいですね。

じぶんの家でありながら、ちょっと改造するにも役所に許可をもらわなければならない。そして、これがなかなか許可にならない。

全体の景観をこわすことがないか、詳細に検討されます。「全体」ですよ。

たとえばアマルフィなら、アマルフィという歴史的イメージをこわさないか、です。

たいがい、NG です。ハハ

(2002.05.31)(2003.01.20 点検)

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