EKAKINOKI

人間を豊かにした抽象表現

抽象表現以降の人間の鑑賞眼・・・

もののカタチにあまり重要性をおかなくなった。

「どんな形があるか」よりは、「どれだけ形がないか」あるいは「形があるないの度合い」のほうに、わたしたちの注意はいっているかもしれない。

現代人は、いまでは、そういう目で400年前の作品をも鑑賞している。

ごくふつうの絵を見ても、頭の中で無意識に具象と抽象のバランスをとっている。

具象画に抽象の度合いをはかり、抽象画に具象の度合いをさぐる。

つまり、今日のわたしたちにとって、どちらも存在してるってことだ。

どっちが欠けてももはや困る。

ということは、抽象表現は、発明ではなく発見だ。

もういっぽうのじぶんの半身にようやく気づいたってこと。

(2002.10.23)(2005.02.10. 見回り)

かんれんファイル

抽象表現以降の具象画(アイモーネの例)

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