EKAKINOKI

フリーダ・カーロとその時代展

メキシコの女性シュルレアリストたち
Bunkamura(2003.07.19.-09.07.)

フリーダ・カーロとその時代 興行側のモクロミにまんまとのせられて、映画と展示会の両方を見てきました。それで、映画『フリーダ』のほうがダンゼンおもしろかった。

フリーダの夫のディエゴ・リベーラ(Diego Rivera 1886-1957)が「ヨリを戻したい・・」とフリーダに言うのです。フリーダ、「わたしは足がなくて気が強くて酒飲みでタバコも吸って・・」と、悲観的な要因をいくつもあげます。するとリベーラ、「なんてすばらしい推薦状なんだ・・」だって!ディエゴのこんなユーモアには、なんべんも笑ってしまいました。

「I hope to exit joyfully...... I hope never to return.(←うろおぼえ)」フリーダのイサギヨイこんな台詞(せりふ)にはおもわずドキッッーー。映画が終わってとりあえずの冷静さをとり戻すまで、絵をすぐ見る気には、しばらくなれませんでした。

展示会のほうですが、軽いプラスチックのような(重力感がない)果物が隣り合わせになってるフリーダの静物画はちょっとおもしろかったです。それ以外のフリーダ作品では、フリーダらしき女性がディエゴらしきおとなの男を抱きかかえている『宇宙、大地、ディエゴ、渡し、ショロトル神の愛の抱擁』がいちばんよかったかな・・。

フリーダの『マユとヒゲ』ですが・・絵は誇張してますね。いっしょに展示されてた写真で見たかぎり、たしかにそういうとこはあるけど、べつにフツウじゃない、っておもいました。

個人的には、イギリスからメキシコに亡命したというレオノーラ・キャリントン(1917-)の作品のほうが、たんじゅんにたのしめました。展示会のパンフレット(このファイル中の画像/拡大画像つき)下段左がレオノーラ・キャリントンの作品です。

キャリントンの作品は、これよりもうすこしあとの時代の作品のほうがよかった。たとえば『あなたはほんとうにシリウスなの?(1953年)』、『ジョルダーノ・ブルーノの焚刑(1964年)』、『クロン・フィニス(Clone Finis 1979年)』、『赤い牛(1989年)』・・

展示作品、全体的に、当時のマーケットをかなり意識して描かれているなぁ、みたいにもかんじました。Bunkamuraはもうおわりましたが、サントリーミュージアム天保山(大阪)はこれから(2003.09.13-10.19.)。もし映画もやっていれば・・展示会とセットでたのしい時間を過ごせるかも。

※ 出展作品:マリア・イスキエルド/フリーダ・カーロ/レメディオス・バロ/レオノーラ・キャリントン/アリス・ラオン/ローラ・アルバレス・ブラヴォ/カティ・オルナ

かんれんサイト

サントリーミュージアム天保山(大阪/2003.09.13-10.19.)
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/

(2003.09.08.)

BBSより

えかきのき 2003.08.31.

トロツキー(1879-1940 メキシコで暗殺された)とできてた、と噂があるメキシコの女性アーティスト、フリーダ・カーロ。いまBunkamuraでやってるのですが、モンダイは、『フリーダ』という映画もやってんの。どっちを先に見る?やっぱ映画だよね、それから絵をみたら、なんかトリップしそう。

章さん 2003.08.31.

口ひげは、自画像の。
なんなのこれって、娘が。
テレビで見て。
男性ホルモンだよ。
自画像、生き方、男性ホルモンじゃないか、このおねえさん。
って、言っときました。

ミンチカさん 2003.09.01.

本屋で画集立ち読み。展示会に合わせてでしょうか、今フリーダ・カーロの画集みたいな雑誌が出てるんですが、彼女ほど自分を慰める為に自分の絵を描いた人はいないんじゃないかな、と思っちゃった。

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