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ミケランジェロにデッサンを送ったソフォニスバ・アングイッソラ

Sofonisba Anguissola 1532-1625 Cremona

ソフォニスバ・アングイッソラは、クレモナの貴族出身。

アングイッソラ!?イタリア語で「アングイッラ」は「うなぎ」。

なにも知らないイタリア人なら、たぶん多少ヒヒるとおもう。

クレモナは、ロンバルディア平野の真っただ中にあって、ウナギもたくさんいます。

ウナギのマリネは、クレモナ人のおふくろの味のひとつです。

さては、うなぎ産業で儲けた?ハハ


アングイッソラは、開明的な父親のもと、幼いころから音楽、ラテン語、絵画に親しみました。

4人の姉妹すべてが画家になっているというのは、オドロキ!

1500年代のイタリアに、こんなパパがいたというのに、オドロキ!

自画像 1554年

女性であったこと、裕福な家庭環境・・・、工房の師弟関係のようなしがらみいっさいぬきで、現代の学生のように、絵画に対して、ストレートでフランクなつっこみかたをできたのではないかな。

絵の師匠は、エミリア・ロマーナ地方出身のベルナルディーノ・カンピ (Bernardino Campi 1520-1591)。

んん〜〜〜、なぜかボローニャがあるエミリア地方はつよいな、この時代。

アングイッソラは、ミケランジェロ(1475-1564)にデッサンを送ってチェックしてもらったりもしています。

肖像画家として高い評価を受け、スペイン・フィリップ2世の宮廷画家にもなりました。

若き日のヴァン・ダイク(Anthony van Dyck 1599-1641)が、晩年のアングイッソラを訪問し、アングイッソラを描いて絵のアドバイスを受けたそうです。

ヴァン・ダイクの手帖にそのことが記されています。

93歳で亡くなっていますから、まさに「美術界の生き証人」ですね!

ソフォニスバ・アングイッソラの作品として目されているものが、50作品ほど残されています。

(2001.10.07 点検)(2002.02.23 点検)(2002.09.03. 見直し)(2005.01.06. 見回り)(2016.04.10. 見回り)


スフォニスバ・アングイッソラ作品
http://www.wga.hu/frames-e.html?/html/a/ang..

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