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チャールトン・ヘストンのミケランジェロ

The Agony and The Ecstasy(1964年/米)
監督:キャロル・リード(Carol Reed)

陽気さの裏で残酷な暗殺劇が計画されているルネサンス時代を、アメリカ流にえがくとどうなるか、という映画。

残念ながら、チャールトン・ヘストン(Charlton Heston)演じる「ミケランジェロ」は、画家ベン・ハーだった。

レックス・ハリソン演じるユリウス2世はよかったな。

レックス・ハリスン(Rex Harrison:1908〜1990):『マイ・フェア・レディ(1964)』『ドリトル先生不思議な旅(1967)』

ところで、システィーナ礼拝堂でミケランジェロの天井壁画をみたことありますか?


いくつか素朴な疑問。


ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井にへばりついて仕事をしていたのはいつのこと?

ユリウス2世の依頼で1508-1512年(ミケランジェロ37才)。総面積800u、15人ほどのアシスタントをつかって描いたのだそうだ。

ちなみに、ミケランジェロはこの仕事の前、フィレンツェにいて、パラッツォ・ヴェッキオ内大議事堂の壁画制作をレオナルド・ダ・ヴィンチと競わされていた。(壁画は両者とも未完のまま。)


ミケランジェロとそののちの歴代教皇との関係

1513年、ユリウス2世(在位:1503-13)逝去。

メディチ家のロレンツォ・イル・マニフィコの息子レオ10世(在位:1513-21)とミケランジェは幼馴染だったが、レオ10世はラファエッロを重用した。

ジュリアーノ・イル・ベッロの息子クレメンス7世(在位:1523-34)になって、1534年、ミケランジェロに『最後の審判』を依頼。


チェーザレ・ボルジアのおやじアレクサンドル6世はそのあと?その前?

アレクサンドル6世の教皇在位は1492-1503年。1507年にはチェーザレ・ボルジア没。だから、そのあとの出来事。


映画のなかでラファエッロが描いていた絵はいまもあるの?

ヴァチカンにいまもある。ラファエッロは、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロを作品のなかに描き込みました。


BBSより

真白さん 2002.12.16.

BSで見逃したミケランジェロの映画、遅ればせながらスカパーで観ました。人生を描いてるんじゃなくて一部分でしたね。あのあとも波乱万丈なのに。(笑)

(2002.09.29.)

かんれんファイル

■ レオ10世/クレメンス7世
■ チェーザレ・ボルジアとレオナルド・ダ・ヴィンチ
■ ラファエッロ

ミケランジェロかんれんファイル

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ミケランジェロの大人の恋
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ミケランジェロ年譜
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ドナテッロのイロケとミケランジェロのイロケ
壁画制作を共同依頼されたダ・ヴィンチとミケランジェロ

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