EKAKINOKI

カミーユ・コロー

Camille Corot, 1796-1875

コローは「静謐の画家」とおもっていた。

東京都美術館のフィラデルフィア美術館展(2007.10)に展示されていたコロー・・・「泉のそばのジプシー娘」「テルニの山羊飼い」。

コローは「静謐の画家」じゃない。ダイナマイトだ!(笑)


「エペルノン近郊風景」 1850-1860, National Gallery of Art, Washington

コローの作品は「静」か「動」かと言ったら、「静」だ。

しかし、それは「動」をいったん凝縮した「静」であり、「静」でも「動」を表現できるよ、という挑戦であり、「静」に凝縮されたエネルギーはいまにも爆発しそうだ。

「動」を求めてきた絵画の歴史がいったんそこに収束し、印象派をはじめとするぼくらの時代のアートにふたたび拡散していく。そんなコローの「静」は「生きる歓び」そのものだ!

2007.10.10

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