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教皇もぶっとぶフランシス・ベーコン

Francis Bacon 1909-92

If you can talk about it, why paint it ? - Francis Bacon

20世紀の画家フランシス・ベーコンと16世紀の哲学者フランシス・ベーコンは同姓同名ですね。子孫かも?!

Francis Bacon, 1561-1626

ベーコンはアイルランドのダブリン生まれで、両親はイギリス人。1928年から英国在住です。


ベーコンのイメージ=ヴェラスケスの「教皇インノケンティウス10世」のもじり、でしょうか?

「もじり」というのはよくないですね。「パロった」みたいなかんじにとられちゃう。

ヴェラスケスの作品を作品化したものです。(笑)


でも、ベーコンは、こういうのをたくさんやっています。たとえば、ウィリアム・ブレイク。

ブレイクが生存中に作ったデスマスクから制作したのですね。

ベーコンは、詩人ブレイクは尊敬していましたが、画家ブレイクは好きでなかったそうです。


ゴッホも。

いいですね〜。


スイス・バーゼル郊外のバイエラー財団美術館で催された「2004年ベーコン展」では、「古典からアール・ブリュッ(Art Brut)までの集大成」みたいにとらえています。

ベーコンをテーマにした映画があるのでメモっておきます。


『フランシス・ベーコン 出来事と偶然のための媒体 [DVD] 』: ベーコンの制作と生活を追うドキュメント・ビデオ。ベーコン本人が登場!

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『愛の悪魔〜フランシス・ベイコンの歪んだ肖像〜 [DVD] 』: イギリス映画 1998年 音楽は坂本龍一

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(2003.02.06)(2004.08.07. 加筆)

BBSより

TOMさん

ミンチカさまのご紹介の『愛の悪魔』はできることなら『フランシス・ベーコン』に登場のベーコン本人を見てからご覧になるほうがよろしいかと・・・。なぜなら、笑ってしまいました。あんまりにも主役のデレク・ジャコビの相似形に!!!

画家の生涯を映画化したものって、作品よりもそのスキャンダラスな生活の方が主流になることが多いですよね。『カラヴァッジオ』もしかり。あれは絵画制作場面がかなり興味のある描かれ方もしていましたが、ベーコンの方はほとんど人生の方。

で、ベーコンは悪魔的といわれるけれど、とても愉快な表現のものも多くて。そして、色彩感覚が素晴らしいです。速描きのベタ塗りで遠近感や立体感も出してしまう。まったくアカデミックではない家具デザイナーから始めた彼ですが。しかも同時代の抽象の巨「ポロック」の作品を汚れたカーテンとか言っちゃって。
しかし、グルグル高速回転する頭部の男の絵は怖い。悪く言えばマンガ的なんでしょうが、絵画に流動性を表現したのはびっくりです。

TOMさん

・・・・・彼は自他ともに認めるゲイで「私の制作においての興味は男とセックス」とも。そして、「セックスは暴力」なのだと個人的見解を言っていますから、そんな彼の表現を不愉快に思う方はたくさんいらっしゃるでしょうね。それで当然でもあります。

しかし、その率直さ、嘘のなさ。感動します。絵に現れて人を驚愕させたり、衝撃を与えます。これほど素直な画家も珍しく愛しいです。(叩きつけたりスポンジで描いたり楽しい制作なんですよね)

ミンチカさん

・・・・・「その作品の生み主である作家」の背景(生活、性癖、主義主張など)を知った上で作品を観ると感じ方も変わったりしますね。特にベーコンなんか。。。あ、観るタイミング・TPOも大切かな。。。と思ったりして。ランチにベーコンは消化不良。

TOMさん

私も最初は衝撃だったんですよ。頭部の回転男なんかホラー好きな私でも寒気がしましたよ〜。でも作品の本物を見るとすごかった。キャンバスの裏地に殴り描きですが。

あざらしくん

ベーコンの顔の歪んだ絵は、映画の「リング」で呪われた人の顔写真を撮るとベーコン風に歪んでいたのを思い出させるにゃ。こわいにゃ。

TOMさん

頭部高速回転はもっと多くのホラー映画で引用された表現で、これがまた怖いんです。『ジェイコブズ・ラダー』とかね・・・

えかきのき 2004.08.07.

おっ・・・アルベルト・ジャコメッティの「DIEGO(1953)/グッゲンハイム美術館蔵」、さいしょF・ベーコンの作品かとおもった、、、そういや、このふたり、似てる。。

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