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ローマのフランス人ロランとプサン

Claude Lorrain, 1600 Champagne - 1682 Roma
Nicolas Poussin, 1594 Normandie - 1665 Roma

クロード・ロラン、ニコラ・プサン、ともに、ローマで活躍したフランス人画家で、「フランス絵画の父」とも称されます。

ほぼおなじ時期、ローマにいて、おたがい行き来もありました。

ロランの風景 1646-47

クロード・ロランとニコラ・プサンを言い表した、すてきな一節をみつけました。


「プサンが天地の根源にある純粋さをえがいたとすれば、ロランはそこにうごめく−水・火・空気−のなかに生きていた。 ( Poussin era una creatura della terra, che nello spirito tendeva alla purezza dell'etere, Claude invece viveva nei mobili elementi dell'acqua, del fuoco e dell'aria. −Christoffel)」

なんかステキそうだけど、よくわかんないや。ハハ

プサンの踊り 1639-40 (Wallace Collection, London)

『サロメ』や『獄中記』などで有名なオスカー・ワイルドという英国の作家がこんなことを言っています。

Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde 1856-1900

「ロンドンの霧を見ることができるのはそこに霧があるからじゃなくて、霧を描いてみせてくれた画家がいるからなんだ。」

こっちのほうが、ピンとくるかな。とくに、ロランとかターナーとか。


ちょっとだけ、プサンの悪口は言っていい?

なんかわざとらしさをかんじちゃうんだよね。ギリシャ彫刻を風景のなかに並べただけみたいだし。絵ハガキでも売ってたんだろうか?

おわり。(笑)

(2002.08.01)

かんれんファイル

■ 人類史上最高の風景画家クロード・ロラン
■ 近代風景画展(横浜美術館)のロラン

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