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女性運動家の金獅子賞

キャロル・ラーマ Carol Rama

これがヴェネツィア・ビエンナーレの金獅子賞(50. Biennale Internazionale d'Arte, Venezia)?ちょっとジミ。

Galleria Franco Masoero, Torino /Jan.2004

ラーマ作品の最初の印象は、おもしろい、だった。なんだかワケがわからないおもしろさだ。

しかし、ワケがわからなくてもおもしろい、とおもうのは、心のどこかに、そのおもしろさの構造があてはまるからだ。

Galleria Franco Masoero, Torino /Jan.2004

ラーマは女性運動の草分け的存在で、じぶんの作品にも、そのテーマを積極的に反映させてきた。つまり、おんながおんなであることをのり越えようとするときの雄たけびか。

それをまだだれもやっていないころからアートとしてとりあげてきたから金獅子賞、という意見もある。

そっか。 「Golden Lion for Lifetime Achievement(=一生にやり遂げたことに対しての金獅子賞)」だからいいのか。


たとえばこの作品↓は、靴のなかに男性のイチモツ(金属製)がはいっている。ラーマの作品には、このイチモツがいたるところで活躍しているというか、イチモツをパロっているというか。

Galleria Franco Masoero, Torino /Jan.2004


ラーマはすでに80歳を越えている。「いまさらなによ」と授賞式にもでなかった、って聞いた。ところが!

やだ〜〜〜。ちゃんとパラッツォ・ドゥカーレで写真におさまってるじゃな〜い。も〜〜。おめでとう!

(2004.04.20)

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