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日本語とロシア語の相性

日本文化が、芸術家のある一時期の「みちしるべ」になったというのは、ロシアだけではありませんが、よくあるはなしです。

外国文化が統制されていたソ連時代、それでも、たとえばバルザックやスタンダールなどのフランス文学を読むことはできました。あんまり目立ってやんなきゃね。。

川端、谷崎、安部公房をはじめ、日本文学が一時期ブームになったこともあります。「オレも読んだ」「わたしも」と、ときどきロシア人画家たちの口端にのぼります。

マスカーエフ作「花壇」 - 6枚組み(94 x 40 cm の6枚組で全体の横の長さが3メートル)。これももとはといえば、発想は・・「日本の屏風」!→ 拡大画像

短歌、俳句も、ロシアで人気があります。

日本の「短歌」はロシア語で「タンキ」です。ほんとうはそのまま「タンカ」なのですが、ロシア語の複数形で言うと「タンキ」になってしまうのです。

あるとき、芭蕉のロシア語訳をみせられたことがあります。これが名訳で、ちょっとビックリ・・・

間のとりかたといい、ロシア語なりになんとも実感がこもっています。そのとき、「へぇ〜〜日本の韻律はロシア語に訳せるのだな、、」とおもいました。

ロシアと日本の文化・言語のあいだには共通項があるのかな?ロシア文学に夢中になる日本人がたくさんいるのも、もしかすると、そんなこととカンケイあるのかもしれない・・・

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