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ジェノヴァは輝きを取り戻せる?

どんな町にも浮き沈みはある。でも、栄えるのに十分な条件をそなえているのに、あるいは大都市からさほど遠くない由緒ある町なのに・・・さびれてる、、、なんで?・・・みたいな、、正直言って理解に苦しむようなケースがイタリアにはよくある。なんか政略的に、発展を故意に妨害されてるんじゃないか、、?みたいな、、、

まあそれはいいとして・・・それでもまだいくぶんかでも再生への願望と力をしぼり出せる町は、なんとか都市活性化への道しるべがつけられないかとこころみる。その一例がトリーノだ。

トリーノはフィアットとともに栄えた町だけど、フィアットの企業戦略の変化に直面して、フィアットなしでも町が生き続ける道を模索しなくてはならなくなった。トリーノはいま、ハイテク基盤を整えた文化都市をめざしている。

ジェノヴァ・・・!ジェノヴァがコロンブスの生まれ故郷であり、イタリアを代表する港のひとつであり、かつては商工業が栄えた町であることにだれも異存はない。リグーリア地方の美しい海岸線は、いまもむかしも高級リゾート地としてひとびとに愛されつづけている。

しかし、港の重要性が失われるとともに、現代のジェノヴァは次第にその活気を失い、それにともなって失業や麻薬などの社会問題がよけい目につくようになり、なんとなくすさんだ印象を与えるだけの町になってしまった。すくなくともほかの町のニンゲンに、そういう印象をもつひとたちはすくなくない。

そのジェノヴァが、いま活性化に向けて具体的、積極的にうごきはじめたという。詳細はしらない・・・しかし聞きづてになんとなく理解するところでは、ジェノヴァもまた、トリーノのように文化都市をめざしているようにもおもえる。

偉大な潜在能力がジェノヴァにあることは疑わないし、あの美しい町がふたたび輝きを取り戻してくれたら、それはだれにとってもうれしいことにちがいない、ゼ!

(2004.11.07. 「文豪と絵画展」より分割)

※ ファイル中の画像: アックアヴェルデ広場(Piazza Acquaverde)のコロンブス像。

かんれんファイル

■ ジェノヴァのかんたんマップ
■ ジェノヴァの意気が感じられる展示会報告
■ トリーノってどんなとこ?

かんれんサイト

コロンブス(Columbus)のページ(英語)
http://columbus.vanderkrogt.net/index.html

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