EKAKINOKI

トスカーナの風景画ワークショップ

ExibArt より訳

静かでのどかで、絵に没頭できて。そんなバカンスをもとめているなら、トスカーナ地方は最高です。美しい丘陵地帯、城や貴族の旧邸宅、エトルリア、ローマの芸術・・そしてなによりトスカーナ料理、有名なワイン " キャンティ " や " ヴェルナッチァ "。

夏になると、たくさんの人が芸術を謳歌しようと世界各地からトスカーナ地方を訪れます。画家たちがほうぼうで絵を描いています。美術指導を含めた滞在型ツアーも数多く提供されていて、よりいっそう休暇を充実させてくれます。

そんなひとつが、ロマネスク教会をとりかこむ小さなサン・ドナート村の風景画ワークショップです。アグリツーリズモ(滞在型農業観光)がさかんなサン・ドナート村は、キャンティの中心地・サン・ジミニャーノから4キロメートルほど離れたところにあります。ワークショップは初心者・中級者が対象。参加者の国籍はさまざまです。

レッスンはイタリア語、英語。午前中は絵を描き、午後はフリー。ずっと絵を描いていてもいいですし、周辺の町、サン・ジミニャーノ、ヴォルテーラ、シエーナ、フィレンツェなどを訪れるのもたのしみです。周辺には、数世紀にわたって維持されているブドウ畑やオリーブ畑が広がり、地中海特有の緑色にはえる小道にはナラやカシの木が点在しています。

この土地の歴史は、ローマ時代以前のエトルリア文明に遡ることができます。中世の城跡、ローマの遺跡、1500年代様式の貴族の館など、あらたな発見は尽きません。歩いて小一時間のところに、13世紀に見捨てられ放棄されたカステル・ヴェッキオのふるい村があります。

風景を描くなら、サン・ドナート村だけでもじゅうぶんでしょう。近くにはアグリツーリズモ用の見晴らしの良いプールがあり、日光を浴びながら、えんえんと広がるトスカーナ地方の丘陵地帯を満喫してください。

夕食をとることになるタヴェルナ(食堂)は、『トスカーナ・食いしん坊』にノミネートされています。11世紀の塔もありますよ。最高のキャンティもヴェルナッチァも、ここのファクトリーで作られたものです。

夕食後のひとときは、昼間描いた作品をながめて品評をしますか・・それとも美術の歴史をスライドで鑑賞しますか・・?

※ 期間: 6月3日〜6月10日/7月20日〜7月27日/8月1日〜8月7日/8月20日〜8月30日/9月1日〜9月10日
※ 料金: 2,350,000リラ(2000年5月現在¥117,500-ぐらい。)朝食付き、二人部屋、授業料込み。
※ 責任者: Tjasa Demsar(International Art Landscape Painting Workshops)
TEL : 0347 25 83 108/e-mail : Tjasa.Demsar@guest.arnes.si

かんれんファイル

■ サン・ジミニャーノかんたんマップ

ひとこと・・

この記事はイタリア美術情報サイトにのっていました。(えかきのきとはなんの関係もありません。)滞在型企画の一例としてとりあげたもので、この手合いのものはいくらでもあるはずです。関心があるひとはそれぞれに調べてみてください。

この紹介記事に関していえば・・・

http://welcome.to/International.Painting.Wo..

オーガナイザーはスロヴェニア人(旧ユーゴスラヴィア)で、オランダの美術大学で教育を受けた後、ヴェネツィアほかで学んだようです。ヴェネツィア、ユービリアナ(スロヴェニアの首府)を拠点に芸術活動をしている、とあります。

料金ですが、こんなにとるんだ・・という気もします。(現地の尺度からすると、という意味。)夏のバカンス時期の相場はこんなもんなのかもしれません。(この人のホームページをチェックしてみました。ヴェネツィアでの同様な企画では、レッスンが500,000リラ(約¥27,500)、キッチン付きのアパートが一泊70,000リラ(約3,850円)、ホームステイが一泊50,000リラ(約2,750円)、で、宿泊料のほうは妥当。レッスン料をどうとらえるか、です。)

サン・ジミニャーノ、シエナ郊外、フィレンツェ郊外・・環境は最高だとおもいます。でも車がないとちょっと不便。バスにしたってたぶん一時間に一本とか・・(それも夜何時まであるか)。フィレンツェでレンタ・カーを借りたほうがはやいかもね。ヒッチハイクは近年、するほうもされるほうも怖がってあまりみなしなくなった。

(2002.02.12. 点検)(2003.01.12. 点検)


Photo courtesy of mashiro

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