EKAKINOKI

ビアンコの原初風景展

Elisa Bianco

チェンティーニのビアンコ評より訳

現代アートにしばしば登場する『潜在意識』というテーマは、言うまでもなくフロイトに端を発っするもので、 現代にうず巻く不安にスポットライトをあててニンゲン心理をほうふつさせるものだ。エリーザ・ビアンコの『原初風景展』は、つまりその『原初的潜在意識』に迫る。

ビアンコ作品の研ぎ澄まされた表情、色彩は、じっさい「太古の、 あるいは民族学がわたくしたちに伝えるような、儀式や装飾を創造してきたアーティストの魂の反響」をおもわせる。あえて『原初風景』とことわっていることで、作品の意図がより鮮明になっている。

『原初風景』とは、あるいはすでに言い古された凡庸な表現かもしれないが、、それでもあえてここでそのことに言及するのは、太古のアートがもっていただろう開放感や自由奔放さをビアンコ作品に認めるからだ。ハックスレーが言っている。

「野蛮で、いっさい神なんぞ信じていない人々・・・だけどそこには魂がある。」

エリーザ・ビアンコの『原初風景展』に、これはまさにぴったりの言葉ではないだろうか?!

ビアンコかんれんファイル

■ エリーザ・ビアンコのインスタレーション
■ ビアンコの原初風景展
■ プーリア地方のトゥルッリ

ビアンコのサイト
http://www.pluriservices.it/Bianco/index.htm

(2003.05.04. 点検)

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