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ローマ以外のカラヴァッジョ作品

Caravaggio(Michelangelo Merisi) 1571-1610

イタリア国内・・・

ミラノ

アンブロジアーナ美術館
Pinacoteca Ambrosiana

果物籠(Canestro di Frutta 1596)

これをダシにカラヴァッジョを語ったら、本が何冊も書けそうな作品ですね。

→ アンブロジアーナ美術館

ブレーラ美術館
Pinacoteca di Brera

エマオの晩餐(Cena di Emmaus 1594)

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聖書ものとしてはカラヴァッジョの初期作品です。もうひとつの「エマオの晩餐(1596-98)」でふっくら顔イエス(上右写真)のほうは、ロンドンのナショナル・ギャラリーにあります。

フィレンツェ

ウフィツィ美術館
Galleria degli Uffizi

バッカス(1595)/メドゥーサの首(1597)/イサクの犠牲(Sacrificio di Isacco 1603)

以下、TOM さんのコメントから・・・

「メドゥーサってなんか 悲劇的美女ってイメージで好き。 恐ろしく、強いところも好きかな。 ただし、カラヴァッジョのメドゥーサは『元美女』の 面影なく、おっさんみたいっす(笑) でも、あのオーバーアクション(いつもだけれど)のリアリズムには脱帽。 歯の象牙質表現なんかめっちゃうまい(笑) 」

ピッティ宮殿美術館
Palazzo Pitti, Galleria Palatina

眠るアモール(Amore Dormente/1608年), マルタ騎士団員の肖像(Ritratto di Cavaliere di Malta 1608)

リッチなパラティナ・コレクションにしては、カラヴァッジョ所蔵作品はひかえめ。

プラート

カッサ・ディ・リスパルミオ銀行
Cassa di Risparmio

荊冠のキリスト(1602-03)

http://www.wga.hu/frames-e.html?/art/c/carava...
(Web Gallery of Art)

『荊冠のキリスト』はウィーン美術史美術館にもありますね。(荊冠のキリスト

クレモナ

クレモナ市立美術館
Museo Civico Ala Ponzone

祈る聖フランチェスコ(推定カラヴァッジョ)

TOMさんインタビュー → クレモナ美術館のカラヴァッジョ

ジェノヴァ

ジェノヴァ市立美術館
Palazzo Rosso

エッケ・ホモ(Ecce Homo 1606)

エッケ・ホモってどんな作品だ?、、コレ↓(Web Gallery of Art)
http://www.wga.hu/frames-e.html?/art/c/caravagg...

ナポリ

国立カポディモンテ美術館
Museo e Gallerie Nazionale di Capodimonte

キリストの笞打ち(Flagellazione di Cristo 1606-07)

カラヴァッジョのなかでも迫力ある作品として印象に残っているのが、この作品とヴァチカンの「イエスの埋葬」です。

ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会
Pio Monte della Misericordia

慈悲の七つの行い(Le sette opere di misericordia 1606/07)(現在、カポディモンテ美術館に委託?)

http://www.arengario.net/momenti/momenti23.html

パラッツォ・ゼヴァロス・スティリアーノ
Palazzo Zevallos Stigliano

聖女ウルスラの殉教(Martirio di Sant’Orsola 1610)

なにかわかりにくい作品だという印象があります。もしかすると書きかけ?1610年とすると、カラヴァッジョ最期の作品のひとつです。

シチリア

カラヴァッジョはマルタ逃避行前にもシチリアにいましたが、以下の作品は、カラヴァッジョがマルタからシチリアに舞い戻って来たときの作品です。

国立メッシーナ美術館(メッシーナ)
Museo Nazionale, Messina

ラザロの蘇生(1609)/羊飼いの礼拝(1609)

サンタ・ルチア聖堂(シラクサ)
La Chiesa di Santa Lucia, Siracusa

聖女ルキアの埋葬(1608)

以上シチリアの3作品を見に行ったTOMさんのBBS書き込み(2005.12.24.)から・・・・・

シチリアのカラヴァッジョ3枚。1作品所蔵のシラクーサ美術館は改装のため(本当か?)閉館。 2作品所蔵のメッシーナの州立美術館。1枚はニューヨークに、1枚はミラノに出稼ぎ中・・・。「こんな真冬にメッシーナくんだりまで来るやつぁ、いねーからよ」と、美術館前にたむろする野良猫親分に笑われました・・・。

サン・ロレンツォ教会(パレルモ)

降誕(1609)

1969年に盗まれて行方不明のままです。もしどこかで見かけたら、是非おしえてください。
http://www.grifasi-sicilia.com/caravaggio.html

イタリア国外・・・

英国は National Gallery など5作品、ドイツはベルリンなど6作品、フランスは Louvre など5作品、スペインに5作品、マルタに3作品、オーストリアに3作品、そのほかスイス・バーゼル、アイルランド・ダブリン、ロシア・サンクト・ペテルブルグなどにそれぞれ1作品。ニューヨーク、メトロポリタン美術館などアメリカに10作品あります。

ウィーン

ウィーン美術史美術館
Kunsthistorisches Museum Wien

ロザリオの聖母/ゴリアテの首を持つダヴィデ/荊冠のキリスト

Photo by TOM

「ウィーンのカラヴァッジョの『ロザリオの聖母』では、さすがに女性(聖母)の顔の手抜きが見えて、女嫌いのカラヴァッジョらしさをかもし出しておりました。 それにくらべて少年の顔の艶めきったら。うふふ。」・・・・・TOM さんのコメントから

「荊冠のキリスト」の不自然な動作

マルタ

いつか行ってみたいですね、、、マルタ。

聖ヨハネ大聖堂
La Valletta, St John's Co-Cathedral

洗礼者ヨハネの斬首(Decollazione del Battista 1608)/書き物をする聖ヒエロニムス

マルタではいちゃもんつけるひともいなかったのでしょう、「洗礼者ヨハネの斬首」では、したたり落ちる血の部分が署名になっています。

TOMさんのマルタ訪問記がのってるファイル

サンクト・ペテルブルグ

エルミタージュ美術館
Ermitage

リュートを弾く若者

USA

さすがUSA・・・10作品もあります。(日本にも2作品あります。ウソ。ハハ。)地理的にはおもに東海岸・・・NYメトロポリタン美術館に4作品、NYから遠くないプリンストンとハートフォードに2作品、すこし北のクリーヴランド、デトロイトにそれぞれ1作品。中部、テキサスとカンザスに1作品ずつ。年代的には1600年以前の作品が6点です。

キンベル美術館
Kimbell Art Museum, TEXAS

Cardsharps, 1595

ローマ・カピトリーニ美術館とルーヴル美術館にある「占い師」と同じ時期の作品です。イタリア語のタイトルは「BUONA VENTURA」。カラヴァッジョの庇護者デルモンテ枢機卿が最初に購入した作品のひとつで、画布裏に枢機卿の印が押されているそうです。いっぺん行方不明になり、そののち個人コレクションとして発見され、現在は北米の美術館にあります。



2004.03.07

* 制作年代は諸説がありおおざっぱ。


かんれんファイル

■ ローマのカラヴァッジョ作品

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